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最近たて続けに会社の取材を受けました。

分野の違う方からの質問で逆に考えさせられました。早いもので来年は『創業20周年』と
なります。

法人化したのはリーマンショックの直後で慢性的なデフレと不況に悩まされ、東日本大震災で
追い打ちをかけられ、次々と襲いかかる試練のおかげで相当『タフ』になりました。

不況下でも着実に新卒者を採用してきました。最初はズブの素人ですが、経験を積むうちに
どんどん成長していきます。

3~4年経って、『一人前』になってきたかなと思っていると辞められたりして、大変ですが
『人材育成』も重要な要素です。

わざわざウエストサイズの大きい作業ズボンをリクエストして、腰ばきにして、独特の
着こなしでアピールし、LINEで職人さんとプライベートでも連絡しあう世代とは
ギャップを感じまくりですが。。。

それでも

『ものづくり』に対する考え方だけは今後も変えずに頑張ります。

意匠デザインの具現化、作業効率のアップ、同業他社との差別化を図るディテールや
施工手順へのこだわり等々、逆に非効率的な作業となっても、やり続けてきたいと思います。

現場の制作担当者の最大のメリットは常にその物件を原寸で見れる事です。

最近は3Dパース技術が発達し、まるで写真のようなパースで完成予想図が見れます。
模型もかなりの精度で空間をチェック出来ます。

しかし

原寸ではありません。原寸でリアルタイムにチェック出来るのは現場担当者だけなのです。

より良い『ものづくり』の為、受注出来たプロジェクトでは積極的に、総合的にマネジメント
出来るように成長していきたいと改めて思いました。