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北京オリンピックのノルディック複合団体で

日本チームが銅メダルを獲得しました。

28年ぶりの表彰台です。

 

渡部暁斗というスーパースターを抱えながら

他のメンバーの力不足で長い間獲れていなかったメダルです。

 

暁斗の為に頑張りたいと引退を延ばして

この競技に賭けた永井秀昭38才。

キングの弟、渡部善斗。

次世代エースの山本涼太。

良く滑る板を提供したワックスチーム。

 

全員苦手の後半距離でも粘り強くつなぎました。

TVで観ていて興奮しました。

 

ヨーロッパでは絶大な人気を誇るこの競技ですが、

日本ではそれほどではありません。

 

運悪く同じ日に行われた高木美帆の1000メートル、

坂本花織やドーピング違反でも出場したワリエワの女子フィギュア、

ギリギリで準決勝進出を決めた「ナイスぅ〜!」のカーリングチームの影に

思い切り隠れてしまいました。

 

高校時代にやはりマイナーなボート競技を部活に選んだ自分には

やってるレベルは全然違いますが、その悔しさは分かります。

 

荻原兄弟時代に勝ち過ぎて、ルールが変わり

日本不利な条件の中で頑張った4人を

高木美帆、坂本花織同様にちゃんと取り上げて欲しいです。

永井秀昭が地元でよく行く定食屋とか取材して下さい。

 

圧倒的な筋力とスタミナが必要な距離競技だけなら無理でも

真逆な条件のジャンプとの複合競技ならまだまだ日本も行けます。

 

低迷するボート競技も後半算盤とかの複合競技作って欲しいです。

2メートルの男たちに1本1本ブシュッブシュッと漕がれたら絶対負けます。